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Electro-HarmonixのNeo Cloneは、伝説のSmall Cloneコーラスペダルのクラシックなサウンドを、ペダルボードにフィットするコンパクトなフォーマットで再現したアナログコーラスペダルです。このペダルは、オリジナルの温かみのあるコーラスエフェクトを提供しつつ、現代のミュージシャンのニーズに合わせた設計が施されています。
あのSmall Clone(スモールクローン)がコンパクトに、、、夢のような企画です。
今回のブログではNeo Cloneについて徹底的にレビューしていきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいませ。
今回のレビューはこんな方々におすすめ!
- Electro-Harmonix(エレクトロハーモニクス)とはどんなブランドなのか?
- Small Clone(スモールクローン)、Neo Clone(ネオクローン)どっちがいいの?
- 味を感じる、アナログコーラスが欲しい!
Electro-Harmonix の詳細なプロフィール
会社の歴史と創業
Electro-Harmonixは、1968年にマイク・マシューズによってニューヨークで設立されました。元IBMのセールスマンだったマシューズは、エレクトロニクスとビジネスの知識を生かして、最初の製品であるLPB-1 Linear Power Boosterを開発しました。これはオーバードライブ効果を利用した製品で、現代音楽のサウンドに大きな影響を与えました。特に有名なBig Muff Piは、その後の数十年にわたりギタリストに愛用され続けています。
製品と技術
Electro-Harmonixは、ギターエフェクトペダルを中心に、真空管アンプやプロオーディオ機器も製造しています。同社は150種類以上のエフェクトペダルを生産し、その革新的なアプローチで業界をリードしています。例えば、Small Clone コーラスペダルやElectric Mistress フランジャーは、その独特なサウンドで有名です。また、彼らはギターアンプや真空管なども提供し、これらも高い評価を受けています【。
文化的影響と業界への貢献
Electro-Harmonixの製品は、ピンク・フロイド、U2、スマッシング・パンプキンズなど、多くの著名アーティストに使用されてきました。特にBig Muff PiやMemory Man ディレイペダルは、音楽史において重要な位置を占めています。同社のペダルは、音楽の可能性を広げ、アーティストがクリエイティブな表現を追求する手助けをしてきました。
Electro-Harmonixは、その創業以来、音楽機器業界において革新的な足跡を残し続けています。彼らの製品は、今日でも世界中のミュージシャンに愛用されており、その品質と革新性で高く評価されています。
Neo Cloneの特徴と操作方法
Neo Cloneは、単一のレートノブとデプススイッチを備えており、シンプルながらも多様なコーラス効果を実現します。このペダルはTrue Bypassを採用しており、エフェクトが非アクティブのときも信号の透明性を保ちます。また、9Vバッテリーまたは外部電源で動作し、ペダルボードへの統合が容易です。
- レートノブ (Rate): コーラスエフェクトの速度を調整します。
- デプススイッチ (Depth): コーラスの深さを切り替えることで、控えめからドラマティックなエフェクトまで幅広くカバーします。
Neo Clone(ネオクローン)とSmall Clone(スモールクローン)の違いは?
Electro-HarmonixのNeo CloneとSmall Cloneは、両者ともに高く評価されているアナログコーラスペダルですが、いくつかの違いがあります。
Neo Clone
Neo Cloneは、Small Cloneの基本的なサウンドと回路をコンパクトなフォームに再設計したものです。特徴としては以下の点が挙げられます:
- コンパクトなデザイン: ペダルボードに取り付けやすい小さな筐体が特徴です。
- 操作性: 単一のレートノブとデプススイッチで操作が行われ、使いやすさが向上しています。
- True Bypass: エフェクトがバイパスされている時も、ギターのトーンに影響を与えません。
- 電源: 9Vバッテリーまたは外部電源で動作します。
Small Clone
Small Cloneは、より伝統的なデザインを持ち、以下の特徴があります:
- 広範囲のコントロール: レートとデプスのノブがあり、より細かいサウンド調整が可能です。
- アイコニックなサウンド: Small Cloneは、その特有のリッチで暖かいコーラス効果で知られています。
- サイズ: より大きな筐体を持っており、ペダルボードのスペースを多く取る可能性があります。
- 電源: 主に9Vバッテリーで動作しますが、一部のモデルでは外部電源もサポートしています。
主な違い
主な違いはサイズと操作性にあります。Neo Cloneはより現代的なペダルボードに適合するよう設計されており、使い勝手が向上していますが、Small Cloneは伝統的なデザインを保持しており、その独特のサウンドが多くのアーティストに愛されています。どちらのペダルも素晴らしいコーラスエフェクトを提供しますが、使用する環境や個人の好みによって選択することが推奨されます。
まとめ
Electro-Harmonix Neo Cloneは、そのコンパクトながらも力強いパフォーマンスで、あらゆるジャンルの音楽に富んだテクスチャと動きを加えることができます。このペダルは、Small Cloneの名声を受け継ぎつつ、現代のペダルボードに適したサイズと機能性を備えています。あなたのセットアップにNeo Cloneを加えて、その魅力的なサウンドを体験してみてください。
今回も最後までレビューを見て頂き、ありがとうございました!
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